Sunday 29 April 2007

山梨県立美術館

山梨県立美術館に行ってきました。有名なミレーの「種をまく人」がある美術館です。他にも「落ち穂拾い、夏」、「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」、「鶏に餌をやる女」、最初の妻の「ポーリーヌの肖像画」などがあり、別名ミレーの美術館と呼ばれているそうです。
「種をまく人」は世界的に有名で、岩波書店やアメリカ・フィラデルフィアのプロビデント・ナショナル銀行のマークにも使われています。あのゴッホも「種をまく人」を真似して描いています。
ボストン美術館にも「種をまく人」があるのをご存知ですか?2枚とも私にはまったく同じに見えます。山梨の方がちょっと暗いかな?
ミレーはその数年前にも別の「種をまく人」を描いています。その絵は現在カーディフのウェールズ国立美術館(National Museum and Gallery of Wales)にありますが、構図は山梨とボストンの方がずっといいと思います。
山梨県立美術館には、ミレー以外にもコローやバルビゾン派の絵が展示されており、公式ガイドブックに所蔵品の総点数が8600点と書いてありました。県レベルでこれだけのコレクションを集めるのはすごくないですか?
山梨県立美術館に行ったことがないという方は、桃の花見、南アルプス登山、ぶどう狩りのついでにでも、是非お立ち寄りくださいませ。

No comments:

タワー橋

1894年に造られた跳ね橋で、中央部分は90秒で八の字に開閉する跳ね橋です。ネオゴシック様式のタワーは、隣のロンドン塔の雰囲気に合わせてデザインされたそうです。 19世紀、テームズ川を通って一週間に150隻の船が。世界一忙しい貿易都市ロンドンに入ってきました。当時は海...