Tuesday 4 July 2017

大英博物館 日本ギャラリーの仏像と面

百済観音菩薩 
法隆寺が所蔵する飛鳥時代(552-710)の仏像のコピー。

吉祥天 (900-1000)
宝冠をつけ、唐時代の貴婦人のような服を着ています。毘沙門天の妻。

不動明王 (1100)
仏の教えに背く悪を懲らしめるのが明王です。不動明王は右手に剣を持ち、左手にけんじゃく(5色の糸で作られた綱で、もとは武器のひとつ)、火焔光背を背負っています。

文殊菩薩
卓越した知力を持ち、悟りの世界へと人々を導くのが文殊菩薩。 獅子にまたがり、鎧を着け、右手に剣、左手に経巻を持った姿が一般的です。「三人寄れば文殊の知恵」

苦行釈迦坐像

愛染明王像 (1300-1400)
愛欲や煩悩を昇華させ悟りへの力に変える明王。頭に獅子の冠、6本の手に弓矢、蓮、鈴などを持って、蓮の台座に座っています。

阿弥陀如来像 (1200)
現世で生きる人々を救ってくれるのが阿弥陀如来で、平安時代になると広く信仰されるようになりました。手のひらを見せるポーズは、畏れることはありません。何でも聞いてあげます。と言う意味。

観音菩薩像 (1300)
悟りを求めて修行し、人々を救済している、出家前の釈迦の姿が菩薩です。
宝冠をかぶり、アクセサリーをつけ、インドの高貴な人の服を着ています。


千手観音 (1800)
千手観音はそれぞれのてにさまざまな道具を持っていますが、救済力を示し,ありとあらゆる願いに応えてくれることを現しています。

伎楽面 童子
飛鳥、奈良時代に行われた伎楽に使われた伎楽面は、頭をすっぽり覆うような大きさです。
法隆寺、東大寺などには伎楽面が残っています。

行道面(ぎょうどうめん) 菩薩
インドや中国の仏寺で行われていた行像や行道の影響を受けて,日本の仏寺でも古代から代法要には特定の仮装の者が参加している。その種類や数は法要の形式や時代によって異なるが,この仮装に用いる仮面を総称して行道面という。


 神楽面 (592-628)
 神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞。

舞楽面 蘭陵王 

能面 泣き増し女と猩々

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タワー橋

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