Monday 30 November 2009

ベルリン

ベルリン市北西部にあるテーゲル空港から、市の中心部までバスで移動しました。
シャーロッテンブルグ宮殿は初代プロイセン国王のフリードリッヒ1世が妻ゾフィー・シャーロッテのために建てた夏の離宮です。ここの「陶磁器の間」は有名で、ハウステンボスにもこの部屋のコピーがあります。
なかなか素敵な郊外の住宅地を通り抜け、
ビスマルク通りを進みます。ベルリンは350万都市だそうですが、道が広く交通量が少ないので渋滞はほとんどありません。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会。1943年の空襲で焼けたままの形で残しています。
珍しく渋滞した道の向こうに見えるのは、ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)です。
高さ67m、普墺戦争、普仏戦争の勝利を記念して建てられました。塔の上に立っている金色の像は勝利の女神ヴィクトリアです。
ベルリン中心部にあるティーアガルデン沿いを走ります。この公園はロンドンのハイドパークよりも大きいのだそうです。
これがカラヤンが活躍したベルリン・フィルハーモニー。
そしてこれがポツダム広場。ベルリンのピカデリー・サーカス。
1961年~89年までベルリンを分断していた壁。
チェックポイント・チャーリーは、壁の時代にアメリカ軍が管理していた国境です。
近くに壁の時代の写真がありました。
この通りは、今は繁華街ですが、20年前はゴーストタウンのようだったとか・・・。
ブランデンブルク門はプロイセン王国の凱旋門として1791年に建てられました。
この門は壁の時代、境界線上にあったことから統一ベルリンのシンボルになっています。
フリードリッヒ・シュトラーセ駅。
ソーセージ売り。
アンペルマン(緑)。旧東ドイツでしか見られない信号です。
アンペルマン(赤)。子供が手を広げてとうせんぼをしています。

Sunday 29 November 2009

ベルリンの壁


ベルリンの壁崩壊20周年記念日の前日にポツダム広場に行ったら、「壁」の一部が展示されていました。
壁は思ったよりも高くて幅が狭かったです。
この壁は東西ドイツの境界線上に位置していたと思われがちですが、ベルリン市は東ドイツの中にあり西ドイツとは完全に離れていました。
東ドイツの中にあるベルリン市が東西に別れ、東部分が東ドイツとなり、西部分が連合軍管理区域となっていたのでした。
連合軍管理地域(=西ベルリン)を東ドイツから隔離して、囲む形で建てられたのが「ベルリンの壁」です。
全長155kmの壁の跡は、2重の石でできた線が示しています。
今はその線上に、ソーセージをほおばる人々や、
人口雪で遊ぶ人々がいます。
しばらく壁跡に沿って歩いてみました。
なぜかバルーンが上がっていました。
ずっと壁に沿って歩いていくと、
チェック・ポイント・チャーリーに到着します。
壁の時代、アメリカ軍が管理していて、連合軍とドイツ人以外の外国人のみが通行を許された国境です。
もしろん今は誰でも横切ることができ、チェックポイントは「観光地」になっています。
「You are entering the American sector. Carrying weapons off duty forbidden. Obey traffic rules.」と英語、ロシア語、フランス語、ドイツ語で書かれています。
写真によると、厳重なチェックの後、ジグザグに道を走って、国境を越えたのでした。
戦車の写真がありました。
ここはフランス、イギリス、アメリカ、ソ連の管理地域であり、ドイツではありませんでした。
壁は1989年11月9日に崩壊しました。ちょうど20年前の出来事です。

Saturday 28 November 2009

ベルリン絵画美術館

ベルリン絵画美術館(Gemaldegalerie)では13~18世紀のヨーロッパの絵画を見ることができます。

 ここのコレクションも第2次世界大戦と東西分断により分裂していましたが、1998年にKulturforumに集められ今の形で公開ました。
ティティアー「ヴィーナスとオルガン奏者」(1552)
ラファエロ「聖母子、洗礼者ヨハネと聖なる子供」(1505)
フィリッポ・リッピ
フィリッポ・リッピ「森での礼拝」(1459)
ボッチチェリ「聖母子と歌う天使たち」(1477)
ボッチチェリ
クリストゥス「若い婦人の肖像」(1470)
ボッシュ「パトモス島の聖ヨハネ」(1505)
ホルバイン「商人ゲオルク・ギーゼ」
デューラー「ひわの聖母」(1506)
クラナハ「ダヴィデとバテシバ」(1526)
クラナハ「ヴィーナスとキューピッド」(1530)
クラナハ「ヴィーナスと蜜を盗むキューピッド」(1537)
クラナハ「若さの泉」(1546)
クラナハ
ピーター・ブリューゲル「ネーデルランドの諺」(1559)
ヤン・ブリューゲル「花弁画」(1620)
カラヴァッジョ「勝利のキューピッド」(1602)
ラ・トゥール「食べる農夫婦」(1620)
ルーベンス「アンドロメダを開放するペルセウス」(1622)
レンブラント「スザンナと老人たち」(1647)
フェルメール「ワイングラス」(1661)
フェルメール「真珠の首飾りをつける女」(1665)

タワー橋

1894年に造られた跳ね橋で、中央部分は90秒で八の字に開閉する跳ね橋です。ネオゴシック様式のタワーは、隣のロンドン塔の雰囲気に合わせてデザインされたそうです。 19世紀、テームズ川を通って一週間に150隻の船が。世界一忙しい貿易都市ロンドンに入ってきました。当時は海...