Thursday 19 November 2009

フラウエン教会


2005年に再建されたフラウエン教会。
この教会が建設された1743年ごろ、宮廷はカトリックでしたが、市民はプ ロテスタントを信仰していました。(宮廷と市民が違う宗教を信じていたなんて、よく革命が起こらなかったものだと思います)。
第二次世界大戦の空襲によって教会は瓦礫の山になり、そのままの状態で残されていましたが、1994年に再建が始まり、瓦礫の一つ一つをもとの場所に組み込むという考古学的ジグゾーパズルに取り組んで、11年かけて復旧作業をしました。
広場にはザクセン出身の宗教改革者マルチン・ルターの像がありますが、上の写真を見ると教会再建の前からこの像はあったみたいですね。
コンサート準備で教会の中に入ることができませんでしたが、エレベーターでドームに上ることができました。
内部はバロック様式で、それを取り囲むように円く座席が並びます。
階段をのぼると、ドームの上に出ることができ、ドレスデンの街を一望することができます。
旧市街以外は、旧東ドイツらしいアパートが続きます。
エルベ川上流。たくさんの橋が架かっているのが見えます。
エルベ川の対岸は新市街です。
エルベ川下流。川を下ると、マイセンに行くこともできます。

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