Sunday 29 November 2009

ベルリンの壁


ベルリンの壁崩壊20周年記念日の前日にポツダム広場に行ったら、「壁」の一部が展示されていました。
壁は思ったよりも高くて幅が狭かったです。
この壁は東西ドイツの境界線上に位置していたと思われがちですが、ベルリン市は東ドイツの中にあり西ドイツとは完全に離れていました。
東ドイツの中にあるベルリン市が東西に別れ、東部分が東ドイツとなり、西部分が連合軍管理区域となっていたのでした。
連合軍管理地域(=西ベルリン)を東ドイツから隔離して、囲む形で建てられたのが「ベルリンの壁」です。
全長155kmの壁の跡は、2重の石でできた線が示しています。
今はその線上に、ソーセージをほおばる人々や、
人口雪で遊ぶ人々がいます。
しばらく壁跡に沿って歩いてみました。
なぜかバルーンが上がっていました。
ずっと壁に沿って歩いていくと、
チェック・ポイント・チャーリーに到着します。
壁の時代、アメリカ軍が管理していて、連合軍とドイツ人以外の外国人のみが通行を許された国境です。
もしろん今は誰でも横切ることができ、チェックポイントは「観光地」になっています。
「You are entering the American sector. Carrying weapons off duty forbidden. Obey traffic rules.」と英語、ロシア語、フランス語、ドイツ語で書かれています。
写真によると、厳重なチェックの後、ジグザグに道を走って、国境を越えたのでした。
戦車の写真がありました。
ここはフランス、イギリス、アメリカ、ソ連の管理地域であり、ドイツではありませんでした。
壁は1989年11月9日に崩壊しました。ちょうど20年前の出来事です。

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