Saturday 21 November 2009

アルテ・マイスター美術館


アルテ・マイスターに入場すると、すぐに高~い天井を見上げることになります。
長い階段を上りきって見回すと、
階段の周りにも絵が飾ってあります。
中央の部屋が少し高くなっていて、ここから各方向に行くことができます。ほら、正面奥に有名な・・・
ラファエロの「システィーナのマドンナ」(1513)があります。
何が有名かって、この退屈そうな天使たちが有名なんですね~。
マリア様もキリスト様もラファエロらしい可愛い顔をしています。
マリア様は素足ですよ~。聖母の足って、普通隠れているでしょう?
左端はローマ法王の帽子です。ユリウス2世の家紋であるドングリがついているのを見逃さないようにしてください。
ボッチチェリ「聖母子と洗礼者ヨハネ」(1485)
ジョルジョーネ&ティッティアーノ「眠れるヴィーナス」(1510)
ティッティアーノ「貢の銭」(1516)
イタリア絵画はまだいっぱいありますが、今度は階段反対側に行って、ベルギー&オランダ絵画を鑑賞しましょう。
笹山先生が説明しているのはルーベンス「嵐を静めるネプチューン」(1635)
ヴァン・ダイク「チャールズ1世」「ヘンリエッタ・マリア」「チャールズ1世の子供たち」
ルーベンス「水浴するバテシバ」(1635)
レンブラント「ガニュメデスの略奪」(1635)
レンブラント
レンブラント「放蕩息子」(1635)
フェルメール「窓辺で手紙を読む女性」(1659)
フェルメール「取り持ち女」(1656)
「聖ミカエル、聖キャサリン、聖母子」(ヤン・ファン・アイク)
聖母子を拡大。細かいところまで良く描けています。
聖キャサリンを拡大。やっぱりベルギー絵画は繊細ですね~。
ここは美術館として建てられた建物ではないので、
大きな窓があり、絵画鑑賞にあまり良い環境だとは言えません。
クラナハ「ザクセンのハインリヒ候とその妻の肖像」(1514)、宮廷画家を勤めたり、
クラナハ「アダムとイヴ」(1531)、エッチな絵を描いたり、
クラナハ「聖キャサリンの殉教」、教会の祭壇画を描いたり、忙しかったクラナハ。
デュラー「ベルンハルド・フォン・レーゼンの肖像」(1521)、ドイツで一番有名な画家です。
ホルバイン「シャルル・ド・ソリエール」(1535)、英国王ヘンリー8世の宮廷画家です。
窓の外に、ドレスデン城とカトリック教会が見えました。
サイドにはこんな部屋が続いています。
クロード・ロランや、
プッサンの絵がありました。
3階に上がると、ベラスケス「紳士の肖像画」(1632)
リベラ「牢獄の聖アグネス」(1641)
ムリリョ「聖母子」(1680)などがあります。
カナレットのベニスの絵も
たくさんありました。
ドイツで有名な「ショコラの娘」リオタール(1745)
最後に階段を下りる前に、カナレットが描いたドレスデンの街の絵をご覧になるのもお忘れなく。「ツヴィンガー宮殿の中庭」(1752)
「マーケット広場」(1750)
「マーケット広場」(1749)
「マーケット広場」(1750)
「教会」(1752)
「フラウエン広場」(1752)
階段を下りると、
カフェ・レストランがあり、美術館の外に出ないで食事をすることもできます。

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