Thursday 27 May 2010

プロヴァンスからコートダジュール

サン・レミからニースまで、高速道路をバス移動。
途中で、またサント・ヴィクトワール山が見えてきました。
「ビベミュの石切り場か見たサント・ヴィクトワール山」(1897)
ローマ時代の水道も、
セザンヌの絵に描かれています。
ずっと左側にサント・ヴィクトワール山が続きますが、ここまで来るともうセザンヌの絵の面影はありません。
高速道路沿いに咲いている黄色い花はエニシダです。この花はラテン語でplanta genestaといって、アンジュー家のシンボルでした。
途中で、マグダラのマリアの遺骨が納められている、サン・マキシマン修道院が見えました。マリアはキリストの死後、プロヴァンスに流れ着いたそうです。他の弟子とともにプロヴァンスの各地で布教活動を行った後、マグダラのマリアはサント・ボームの洞くつに隠って30数年間祈りの生活を送り、天に召されたと伝え られています。
南フランスの葡萄畑などを見ながら、3時間の移動で、
コートダジュールへ到着しました。

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