Sunday 30 May 2010

セザンヌのエクス・アン・プロヴァンス

空港からすぐに向かったのは、エクス・アン・プロヴァンス。
ラテン語のアクア(水)が語源のエクスの名が示すとおり、あちこちに噴水があります。
ポール・セザンヌは1839年にエクスの実業家の家に生まれました。22歳で絵の勉強のためにパリに移り、1874年の第1回印象派展と1877年の第3回の印象派展に参加しますが、その後故郷に戻り、亡くなるまでエクスで絵を描き続けます。
セザンヌは1902年に、エクスの北のはずれに新しいアトリエを完成しました。
昔は周りに何も無く、見晴らしが良かった様ですが・・・、
今はたくさんの木に囲まれています。
2階のアトリエを見学することができます。
このキューピッド像とリンゴは、
ロンドンのコートールド美術館にある絵と同じですね~。
静物画に描かれたボトルやグラスもあります。ちなみにアトリエは撮影禁止。この写真は他のサイトから取ってきました。
1906年、セザンヌは写生中に嵐に襲われ、ずぶ濡れになったのが元で亡くなりました。67歳でした。
アトリエから坂を上がったところにある公園から、
標高1011m のサント・ヴィクトワール山がよく見えます。
セザンヌはここで11枚の油絵と、17枚の水彩画を描いたのだそうです。
公園には、ここで描かれた絵のパネルがあり、
実際の景色と比べることができます。

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