Monday 22 November 2010

クレラー・ミュラー美術館


オッテルロー郊外に、クレラー・ミュラー美術館はあります。
19世紀末、アントン・クレーラーはヘレーネ・ミュラーと結婚、
貿易商の仕事で財を成し、狩のためにホーへ・フェルウェの土地を買います。
美術に興味があった妻のヘレーネは当時まだ評価の低かった近代絵画を次々と購入します。
そして美術館を建てることを条件に膨大なコレクションと広大な土地を国に寄付します。
1938年、クレラー・ミュラー美術館がオープンしました。

この美術館で驚くのは、ゴッホの作品の多さです。
(87点の油絵+180点の素描)
馬鈴薯を食べる人たち(1885)
ムーラン・ド・ギャレット(1886)
自画像(1887)
種になった4つのひまわり(1887)
アルルの跳ね橋(ラングロワ橋)(1888年3月)
桃の木(マウフェの思い出)(1888年3月)
種まく人(1888年6月)
夜のカフェテラス(1888年9月)
ジョセフ・ローランの肖像(1889年2月)
ローラン夫人(1889年3月)
オリーブ畑(1889)
種をまく人(1890年1月)
ジヌー婦人の肖像(1890年2月)
糸杉と星が見える道(1890)
ゴッホ以外にも、有名な作品があります。
モンドリアン「コンポジション」
ルドン「キュクロプス」(1895-1900)
スーラー「シャユ踊り」(1889-90)
ピカソ「ヴァイオリン」
クラナハ
敷地内には、
箱根彫刻の森のモデルとなった
彫刻庭園があります。
自然の中で、
60点あまりの彫刻を鑑賞することができます。
自然も見てね。

No comments:

タワー橋

1894年に造られた跳ね橋で、中央部分は90秒で八の字に開閉する跳ね橋です。ネオゴシック様式のタワーは、隣のロンドン塔の雰囲気に合わせてデザインされたそうです。 19世紀、テームズ川を通って一週間に150隻の船が。世界一忙しい貿易都市ロンドンに入ってきました。当時は海...