Sunday 20 December 2009

広島


宮島から広島電鉄に乗って、
原爆ドーム駅で降りると、すぐ原爆ドームが見えます。
1945年8月6日、ここに世界初の原子爆弾が落とされました。
川の対岸から見た原爆ドーム。
平和記念資料館から見た原爆慰霊碑と原爆ドーム。
原子爆弾がさく裂したとき、広島にいた人たちは35万人前後と考えられています。
二川さんの懐中時計 自宅から自転車で市中心部に建物疎開に向かう途中に被爆、8月22日に亡くなりました。この時計は息子の一夫さんから贈られた大切なもので、肌身離さず持ち歩いていました。時計が原子爆弾がさく裂した8時15分で止まっています。
滋さんの弁当箱 中学1年生の滋さんは学徒動員の作業中被爆しました。母親のシゲコさんは街中を探し回り、3日後に滋さんの遺体と抱えられた真っ黒に焼けたお弁当箱を発見しました。
ちゃんの自転車 3歳の伸ちゃんは自宅前で三輪車に乗って遊んでいるときに被爆しました。全身に火傷を負い苦しみながらその夜死にました。
金属製の仏像を見て、長崎の被爆のマリア像を思い出しました。
人影の石 銀行の入口の階段に腰かけ、銀行の開店を待っていた人が、原爆炸裂の一瞬の閃光を正面から受け、強烈な熱線により、その人が腰かけていた部分が影のように黒くなって残りました。
改めて原爆で亡くなった方のご冥福をお祈りします。娘のリクエストで行った広島ですが、いろいろと勉強になりました。

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