Wednesday 23 December 2009

宮崎


宮崎駅前からバスで鵜戸神宮へ移動しました。
鵜戸神宮は、縁結び、夫婦和合、子授け、安産などの御利益で、人々の信仰を集めてきました。
本殿へと向かう参道は、日向灘を見下ろす断崖です。
本殿の建つ洞窟へ行くには、急な石段を下りなければなりません。神様が下にいるというのは、かなり珍しいみたいです。
ウドは内部が空洞になった場所を意味するのだそうです。本殿の鎮座する岩窟は日本神話で豊玉姫が主祭神を産むための産屋を建てた場所で、推古天皇の時代に岩窟内に社殿を創建して鵜戸神社と称したと伝えられています。
亀の形をした岩の背の部分には注連縄で囲まれた桝形の窪みがあり、
窪みをめがけて運玉を投げ入れ、中に入れば願い事が叶うそうです。
周りにも奇妙な形の岩がたくさんありました。
上を見上げると玉橋が高いところに見えました。
降りた階段は、上らないと帰ることができません。
崖に自生するシダ植物も日本では珍しいのだそうです。
楼門の近くに、
赤い鳥居が並んでいたので、階段を上ってみました。
吾平山上陵は鵜戸神宮の祭神である鵜葺屋葺不合命の陵墓だそうです。
赤い鳥居が並ぶ様子は、ちょっとエキゾチック。
海岸線の景色を楽しみながら、
出口へ向かいます。バスの停留所まで、まだ上り坂で10分くらいあります。
帰りはポインセチアが咲く堀切峠を見ながら、
青島パームビーチ・ホテルへ。
日が暮れる前に青島神社へ。
でも、砂浜でこんな写真を撮ったりしていたので、青島に着いたときは薄暗くなっていました。
青島は周囲1.5キロほどの小さな島です。
橋の上から見た「鬼の洗濯板」。
この砂岩と泥岩とが層になった岩盤は新第三紀(3000万年から100万年前)に海床に堆積したもので、
その後の地殻変動によって隆起し、
柔らかな泥岩部分が波に浸食され、堅い砂岩は浸食が遅いために、こうした形状を生み出したのだそうです。
昔は島内全域が神域として、一般の人々の入島が禁じられていた時代もあったのだそうです。
ここが神社入口。砂浜からいきなり境内に入る神社は初めてです。
青島神社は彦火火出見命、豊玉姫命、塩筒大神を祀っており、
縁結び・安産・航海安全の信仰を集めているのだそうです。
それにしてもこのアプローチは、
とても小さな島の中にある神社とは思えません。
拝殿の右側の小道は、亜熱帯のジャングルにいるような雰囲気です。
正面に青島神社の元宮があります。
元宮の脇に立つビロウ(亜熱帯性のヤシ科の高木)。この2本は寄り添い合っているので、夫婦蒲葵と呼ばれています。
青島は熱帯・亜熱帯植物の群生地で、日本じゃないみたいです。
イギリスで育った娘から見ると絵馬や
おみくじがエキゾチックらしく、
私も今回たくさんのおみくじを撮りましたが、それぞれ違って面白かったです。
それにしても、この鬼の洗濯板は面白い。
島の先端には白い灯台がありました。
次の日はいい天気で、ホテルの部屋から青い海が見えました。
ホテルの庭の椰子の木。
電車を待っている間に駅で撮影したみかんの木。

No comments:

タワー橋

1894年に造られた跳ね橋で、中央部分は90秒で八の字に開閉する跳ね橋です。ネオゴシック様式のタワーは、隣のロンドン塔の雰囲気に合わせてデザインされたそうです。 19世紀、テームズ川を通って一週間に150隻の船が。世界一忙しい貿易都市ロンドンに入ってきました。当時は海...