ライト裕子 ロンドン郊外に住む英国観光局公認ブルーバッジ・ガイドです。毎日の生活を通して見たものや、学んだことをブログに綴っています。たくさんの人に英国のことを知ってもらうことができたら幸せです。いつか英国でお会いできたらいいですね。
Wednesday 17 October 2007
ノートルダム大聖堂
グルーン広場まで、トラムの8番に乗りました。
グルーン広場の中央に立つルーベンスの像。
さて、いよいよ待望のノートルダム大聖堂に入ります。「フランダースの犬」に出てくる、あの教会です。ちょうど英語のガイドツアー(無料)が始まったところだったので、それに参加しました。
外側はゴシック様式なのに、内側はバロック様式の教会が多いのがベルギー教会の特徴です。窓が大きくて明るいのもこの教会の特徴。白くて本当にきれいな大聖堂です。
中央ドームには、ルーベンスの天井画。
そして、中央祭壇にはルーベンスの「聖母被昇天」の絵があります。
その左側にはルーベンスの「キリストの昇架」。昔は絵は閉じられており、クリスマスかイースターにしか中の絵を見ることができませんでした。
右側には「キリストの降架」。「フランダースの犬」では、この絵の前でネロ少年とパトラッシュが死んでいきます。英語ガイドさんも、この絵の前で「フランダースの犬という忘れられた物語を日本人が有名にした」と言っていました。
私はアニメ世代じゃないので「フランダースの犬」はどうでもいいのですが、「キリストの昇架」「キリストの降架」「聖母被昇天」を実際に見てみると圧巻です。是非お試しください。
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