ベルギー王立美術館では
2500点の絵画や彫刻が常時公開されています。
2階に古典美術(15世紀から18世紀)、地下に現代美術が展示されています。私がこの美術館で一番好きな絵は、ブリューゲル(父)の「叛逆天使の転落」。ブリューゲルがアントワープ時代に注文されて描いたボッシュ風の寓意画です。
「ボッシュ風」と書きましたが、ボッシュの絵もあります。「寄進者のいる磔刑図」。
「聖アントワンヌの誘惑」という3連画もボッシュの作品です。
ブリューゲル(父)の「イカルスの失墜」。主人公のイカルスは画面右下に小さく描かれているだけです。
ここにも「ベツレヘムの戸籍調査」がありました。それも(父)と(子)の2枚。いったいブリューゲル(子)は何枚(父)の絵を模写したのでしょうか?
次は地下の現代アート部門へ。アンソールの「奇妙な仮面」。
デルヴォーの「ピグマリオン」。
マグリットの「光の帝国」。
ダリの「聖アントワンヌの誘惑」をここで見つけた時は驚きました。
クノプフの「愛撫」は印象的です。
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