Monday 18 August 2008

ファティマ

1917年5月13日、
荒野が広がるだけの寒村だったファティマに住む3人の子供たちが村はずれの草原で羊の番をしていた時、突然空が輝き、樫の木の上に聖母マリアが現れました。それから半年間、毎月13日に聖母マリアが現れ、この地にハジリカを建てるようにと告げました。
国民のほとんどが敬虔なカトリック信者であるポルトガルにとって、奇跡が起きたファティマは聖地になり、毎週日曜日のミサにはポルトガル中から信者が集まってきます。
信者の人たちは、まずここで蝋燭を買います。聖地に来る人に悪い人はいない・・・ということで、代金は相当の金額を自分で箱に入れるシステムです。
こんな長い蝋燭もありました。
火力が強すぎだと思うのですが・・・、信者さんたちは並んで蝋燭を立てていました。
バジリカはネオ・クラシック様式で、塔の高さは64m。広場は30万人以上を収容することができますが、5月と10月には巡礼者で溢れかえるのだそうです。
広場を囲む半円形の柱廊にあったタイル製のキリストの処刑のシーン(全14枚)。
バジリカ内部には、聖母マリアのお告げを受けたフランシスコとジャシンタの墓があるのだそうです。

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タワー橋

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